4kテレビの買い時はいつ、どうやって見るの? [社会ニュース]
いよいよ4Kテレビの試験放送が明日から始まります。これを機会に4Kテレビの買い時について考察してみましょう。
まず、4Kテレビとこれまでのフルハイビジョンテレビとは何が違うのでしょうか。
4Kテレビは画素数(水平画素数が3840で約4000)ということで、4Kテレビと言われます。4KのKは1000を1Kという単位で表すためです。1000mを1kmと表すのと同じですね。
現在のフルハイビジョンテレビの画素数は、横(水平画素)1920×縦(垂直画素)1080で、縦横合計で207万3600ですが、4Kテレビは、横3840×縦2160で合計829万4400。つまり、フルハイビジョンの4倍の画素数となるわけです。
超簡単にいえば、ちょっと乱暴ですが、今までのてれびより、ぎゅっと4倍のマス目になったと思ってもらえばわかりやすいでしょうか。4KのPCモニタも出ており、このモニタで見る文字はそれはそれは美しいです。
iPhonのレイトナイトディスプレイの文字を見てもらえばよいでしょう。あの美しい画質でテレビが見れるわけです。
しかし、現在、テレビ放送では4Kの番組は放送されておりません。やっと6月2日からCSで試験放送が1日6時間放送されされます。
でも、この放送を見るためには、4Kテレビが有るだけでは見れません。4K放送を受信できるチューナー(受信機)が必要です。このチューナーと4KテレビをHDMIVer2.0で接続してやっと見ることができます。
具体的な放送局はスカパーの「Channel(チャンネル)4K」という番組です。
それじゃ、これが揃えばすぐに見れるかというと、これがまた、大変で、まだチューナーが販売されておりません。
当面は家電量販店で試験放送をみることになるでしょう。
どうしても4K放送を自宅で見たいという人にはシャープが6月25日販売の4Kチューナー内臓のハードディスクレコーダーがあります。13万円ぐらいしますがこれが現在最短で自宅で4K放送を見ることができる方法です。
このように、専用チューナーやHDMIの規格の確認等、設置するにもちょっと敷居が高いですね。
ソニーは今年の秋頃チューナーを発売するとの声明を出していますので、買い時はこの頃でしょう。
実際には、今年の冬のボーナス戦線が最初のピークとなるのではないでしょか。
実際4Kテレビ自体も50インチ型で30万円を切るところまで価格が下がってきましたので、半年後にはチューナー内臓で30万ぐらいまでにはなるかもしれません。
それでは、今買ったらどうなのかというと、現在、発売されている4Kテレビはフルハイビジョンを4Kにアップコンバートする機能がついており、これにより、フルハイビジョン放送を4K相当の画質で楽しむことができます。
あと、Youtubeにはすでに4Kで記録された動画も上がっており、これを見ると4Kの素晴らしさが実感できます。
ということで、4Kテレビの買い時は今年の冬のボーナスシーズンと判断できます。
あとは、それまで我慢できるかどうかですね。我慢できない人は、ほしい時が買いどきです。
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タグ:4Kテレビ 買い時
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