高円宮典子殿下の婚約者は千家国麿氏 禰宜とは何? [社会ニュース]
高円宮妃久子殿下の次女、典子女王殿下のご婚約が内定しましたね。婚約者は出雲大社で禰宜を務められる千家国麿氏です。
皇室に馴染みのない方は、まず、読み方から勉強しましょう。
高円宮は「たかまどのみや」と読みます。典子殿下の父上である高円宮憲仁親王は大正天皇の孫にあたり、昭和天皇の甥、現天皇の従兄弟にあたります。
皇室は割とシンプルな系譜であり、ちゃんと誰の子孫であるかがわかれば結構、イメージしやすいです。
なので、典子殿下は現天皇からみれば、従兄弟の娘ということになります。
次に、婚約者であられる千家国麿氏ですが、これも読みは「せんげくにまろ」と読みます。
この千家も歴史ある家系で出雲大社といえば、天照大御神から綿々と続く天皇家の直系の神社ですね。血筋的に言えば、天皇家と非常に近いところにあるとも言えます。ただ、日本書紀とかまでさかのぼりますので、現在は血縁関係は殆ど無いとも言えます。
まあ、凡人である私達よりは近いかもしれません。
さて、本題である千家国麿氏の職ですが、禰宜という神職です。
この禰宜という職は宮司につぐ実力者第2位でもあります。宮司はその神社の長であり、象徴的な存在ですが、祭事についてはこの禰宜が中心的な役割を担うようで、年齢的にある程度成熟し、知識や経験が豊富な者が務めることが多く、一般に、祭祀では重要な役割を果たすようです。
特に明治以降の神社ではこの禰宜が置かれておりいることが一般的になり、その神社の中心となっているようです。
現在、出雲大社の宮司は国麿氏の父上である千家尊祐が2002年よりその父から引き継いでおり、後々は国麿氏が宮司となるのではないでしょうか。
それにしても、典子さまと国麿氏はどうやって知り合ったのでしょうか?
産経新聞によると、もともとは典子さまの母上である久子さまが国際環境NGO「バードライフ・インターナショナル」の名誉総裁を務められており、国麿氏の父上である尊祐さんも同団体の日本法人の特別顧問を務めておられ、それが縁で宍道湖のバードウォッチングに典子さまも度々同行されていました。
また、国麿氏も尊祐さんと一緒にそのバードウォッチングのお世話をしており、これが縁でお二人の交際が始まったとされています。
なんだか、お伽話のような縁ですね。
お二人の婚約を御祝いたします。
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